

「どうしても本場の味が飲みたい」――その一心から、韓さん生マッコリは生まれました。
日本に来て最初に口にしたのは、母国の記憶とは違う“火入れ”のマッコリ。本場・韓国では“生”が当たり前。しかし“生”は賞味が短く、当時の日本にはほとんど流通していませんでした。ならば、いちばん良い状態で飲めるように、日本でつくろう。
そう決めて、韓さんは酒造免許の取得に挑みます。前例の少ない分野で、申請と試験醸造を何年も重ね、ついに国内での製造許可にたどり着きました。その後は仕込みを続けながら「生マッコリ家(現在は閉店)」を立ち上げ、“生”の魅力を日本に広げる活動を地道に積み重ねています。
私たちが非加熱にこだわるのは、できたての風味と、酵母由来の天然微炭酸をそのまま届けたいから。 山梨の米と富士山麓の水、本場・江原道の技。ガラス瓶に詰め、蔵の冷蔵庫から直送します。
できたてから日ごとに移ろう味わいを、いちばん良いタイミングで。 それが韓さん生マッコリの、最初から変わらない約束です。
沿革
2004年〜2007年
2008年〜2011年
2011年〜2023年
2024年〜
・韓国全土のマッコリ蔵(数十ヶ所)を視察
・江原道のマッコリ名人から伝統的醸造技術を習得
・「日本の原料」と「韓国の技術」を掛け合わせ、本場を超える味を実現
・日本国内でマッコリとしての酒造免許を獲得
・新大久保にて生マッコリの製造を開始
・生マッコリ専門店「生マッコリ家」を新大久保にオープン
・マッコリ醸造所を新大久保から山梨へ移転
・社名を「ソウル酒造」から「百済醸造」へ変更
・日本全国200店舗以上の飲食店様との取引を達成
・高級感溢れるガラス瓶タイプの生マッコリを販売開始
・次世代へ事業承継
・生マッコリのオンライン販売を開始

この度、当社は事業承継を完了し、新たな体制での酒造りをスタートいたしました。伝統を守りながらも新しい挑戦を続け、お客様一人ひとりにとって特別なお酒をお届けできるよう、日々精進してまいります。今後とも変わらぬご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
